『遠隔点呼』とは?これまでのIT点呼との違いは?実施するメリットは何なのか。

2022.8.2

ひとことで言うと…

やっていることは、モニタ越しに別営業所の点呼を執行する「IT点呼」と似たような点呼です。ただし、これまでのIT点呼のルールはそのままに、わざわざ「遠隔点呼」という別枠でルールが設けられております。


■対象業種は緑ナンバーのトラック、バス、タクシー事業者になります。

遠隔点呼を実施するメリットは?

遠隔点呼実施のメリットは何か言うと、先ず第一に従来のIT点呼と同様に
・他営業所の運転者点呼をモニタ越しに集約執行することによる『労務効率化(=夜間早朝の点呼執行者負担軽減、労務費軽減)』。
・離れた車庫にいる運転者の点呼が営業所から執行できる。
・点呼執行率100%実現による安全運行の確保。

これらに加えて

・貨物事業者(トラック)はGマークなし、旅客事業者(タクシー、バス)はいわゆる”優良営業所”認定なしで始められます。
時間制限なしで24時間、実施できます。(従来のIT点呼は1日連続16時間の制限がある場合がありました)
グループ会社間でも実施できます。(株式100%保有の子会社であること)
・旅客事業者(バス、タクシー)は営業所間でもモニタ越しで点呼が実施できるようになりました。

遠隔点呼が実施できる拠点組合せ

「遠隔点呼」として執行できない点呼「遠隔地IT点呼」

言葉が似ていて混同しやすいのですが、下記図の点呼は「遠隔点呼」では執行できず、貨物事業者のみ「遠隔地IT点呼」でのみ実施が認められております。ご注意ください。「遠隔点呼」はあくまで認可を受けた「営業所」「車庫」でのみ執行、あるいは点呼を受けることが出来ます。

遠隔地IT点呼」につきましては下記をご覧ください。
関連記事:「遠隔地IT点呼」とは?「電話点呼」との違いは?「中間点呼」はどうなるの?

遠隔点呼の運用にあたり必要なシステムは?

こちらにつきましては下記により詳細を記載しておりますので、ご参照ください。

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